小津安二郎とのりこ

演習I
相変わらず,チマチマとデ・パルマのインタビュー読んでいます。
演習後,受講生の一人に「先生,報告することがあります!」に引き止められる。
なんでも,英語の教職を諦めたそうな... 私自身そんな圧力をかけたつもりはないのだけれど...
彼が「これからはフランス語に打ち込みます」という宣言のつもりで,私に声を掛けてくれたのならいいのだけれど...

卒論演習
小津についての発表。
今年からの受講している学生の発表なので,途中で話を切ることは極力控えて発表に聞き入る。
問題の多いというか,まだまだこれからの発表だけれど,とりあえず小津が好き,小津のことをもっと知りたいという発表だったので,良しとしよう。
他の学生からもたくさん質問が出た(そもそも小津を知らない)。発表者も一生懸命質問に答えようとはしていた(脱線することが多かったけれど...)。
これだけ私がしゃべらずに済むことは稀だ。
学生さん同士で質疑応答が弾んで,なかなか楽しい90分だった。この調子で皆さんよろしくお願いします!
因に... 小津作品に原節子はいつも<のりこ>という名前で登場しているそうです(だから,何だ?と尋ねられると,答えようがないのだけれど...)

社会人講座
第1回目... (ということは,あと9回... ため息...)
フランソワーズ・アルディの「男の子女の子」を聴いていただく。