2010-01-01から1年間の記事一覧

一人のクリスマス...

今年はどういう訳か,若い友人から「今年のクリスマスは一人なのでバイトを入れました」「クリスマスはバイトです,どうせ相手いないし」「クリスマスは皆で飲みにいくことになりそうです!」との報告を受けた。 若いとはいえ,いつだって,誰と何したってい…

あなたは左ですか...

イヴ・シトンの『読解・解釈・現在化』(アムステルダム出版)の書評をなんとか,書き上げる。いつものことながら... 自分の力不足+勉強不足を痛感。文学教育の人気がますます低下するご時世(たとえばフランスでは,90年代半ばから文学系バカロレアの選…

暴飲暴食

同僚との,恒例のクリスマス会。 今年も,無事に1年を恙無く過ごせたのだと,しみじみ実感。

三船敏郎と山田五十鈴(途中)

黒澤明が大好きな若い友人と話しているうちに『蜘蛛巣城』(1957)を20年振りに見る。 おそらく,今日の映画界では『蜘蛛巣城』で使われた1ショットを使っただけで,世間の評判を呼ぶだろう。それだけ素晴らしいショットが鏤められた,今日では決して撮るこ…

朝...

朝... 大変なことをしでかしてしまった。午後... 10月から若い友人や私の両親ほどの年齢の皆さんたちと『ペレアスとメリザンド』の輪読をしていたのだが,今日を読み終わった。 まさかこんなに早い時期に読み終わってしまうとは。参加してくれた頑張りの賜物…

眠る... 眠る...

気がついたら,眠っていた... という状態が続いています。 <心労>が溜まっていたのかしら.. オヤスミナサイ。

<女好き>という問題(途中)

『ドン・ジョヴァンニ』(プラハ版)を見る。 稀代の女性好きであるドン・ファンという人物像がヨーロッパ各地の芸術家を刺激してきた理由として,キリスト教,特にカトリック諸国では結婚,恋愛に関するタブーが強く働いていたことが考えられる。 ドン・フ…

お茶もできない

年末はアレコレとすることがあって... ご褒美のお茶も叶わない始末... 来週は仕事がはかどるといいのだけど...

ほっと一息...

詳しくは書けませんが... 職場のトップと1時間近く面談。とても疲れましたが,いい話しができました。 その後は,疲れがどっと出て... マッサージ... 1時間爆睡。しかし,こんなことで疲れるようでは,先が思いやられる...と反省。

涙のフレンチ

先日,仕事仲間と忘年会をした。 その際に訪れたフレンチが余りに素晴らしかったので記録しておきます。 レストランの名前はテット・ノワール(Tête noire)。最寄りの駅は東横線の学芸大前駅近く。 客席20程度のこじんまりとした,まだ若い(20代後半)とウ…

市川崑の魅力と限界...

『恋人』(1951年),『私は二歳」(1962年)という市川崑の楽しい映画を見た。市川崑 4K Master Blu-ray BOX出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2015/11/06メディア: Blu-rayこの商品を含むブログ (1件) を見る『私は二歳』は船越英二と山本富士…

地中海料理の奥深さ

若い友人たちが「一緒にクスクス食べに行こう」と誘ってくれたので,お言葉に甘えて中野のカルタゴに遠征。 私も含めて学生の時分に学食で出されるメルゲスのクスクスを発見した連中ばかりなのだが,この日は奮発して「ロワイヤル・クスクス」に挑戦。 具は…

TPP・マスコミ・農業

APEC絡みの警備で警官(余計なお世話だが,APECのような国際会議がない時はどこでどのようなお仕事をされているのやら?)がうじょうじょの東京から一週間ぶりに,南国に戻ってみると,こちらでも警官がウジョウジョ? どうして? と思っていたら,どうもTPP…

古い映画が好き

もうかなり前(1ヶ月)まえの話しになるのだが,日記に記しておかないと忘れてしまうので書いておくと... 川島雄三の『わが町』(1956年,日活,織田作之助原作)を見た。 フィリピンのベンゲット道路完成に工夫として関わったターヤン(辰巳柳太郎)の一生…

教育における実験とは...)

もう一週間前にもなるのだが(10月31日,恵比寿),フランスの実験的な小学校の取り組みを3時間近くに渡って聞く機会があった。 パリ,20区のヴィトリューヴ小学校の取り組みだ。この実験は1962年にフランスの初等教育の刷新を目指した視学官のロベール・グ…

香月日輪をご存知?

香月日輪...という作家をご存知ですか?私は,恥ずかしながら知りませんでした。地獄堂霊界通信(1) (アフタヌーンコミックス)作者: 香月日輪,みもり出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/05メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る妖怪アパート…

美は女の武器

旅先でダイ・シージエの『バルザックと小さな中国のお針子』(Balzac et la petite tailleuse chonoise)を読む。 文化大革命下の中国,インテリ(医者,歯医者)=人民の敵の子供として内陸部の人里離れた農村に送られた少年(17〜18歳)たちと,彼らと知り…

韓国ー北朝鮮国境で銃撃戦?

韓国ー北朝鮮国境で銃撃戦が起こったと,ル・モンドは地図,関連地図付きで報じているけれど, 日本というか,鹿児島ではどこのテレビ・ニュースでも伝えていない。 ヤフーも,朝日新聞(インターネット)でも伝えていない。 どうして?

芸術の秋

パリに飛んでいきたくなるような,展覧会が近代美術館で催されます。バスキア展です。 興味がおありの方はこちらをどうぞ。

お久しぶり...

お久しぶりにお茶... とても他の人には聞かせられないような内容なのだが... 元気になれるから不思議... 週末は...授業の準備頑張らねば!

総括=ありがとうホークス...

若い友人と話しているうちに,少しずつだが,暗闇から抜け出せそうな感じがしてきたので... 対ロッテ戦の感想をば... *まあ,あれだけ打てないと,負けても仕方ないでしょう。打撃陣のテコ入れは急務だと思います。来年は小久保,松中が気楽に6〜7番を打…

2010年パ・リーグCS第一戦

やはり,怖れていたことが起こってしまった。 打線に元気がない。 杉内投手は調子が悪いながらもよく3点で抑えたと思う。その後の金澤,甲藤の両投手もよく頑張った。そして特に森福投手は相変わらず素晴らしかった。 しかし,怖れていた=予想通り,中軸を…

ヴィクトール・デメとの出会い...

同僚と軽く代々木でカンボジア料理を食した後に,渋谷のタワー・レコードにぶらりと立ち寄る... そこで催されていたのは... この上なく心に響くブルースを,白人の言葉ではなく,現地の言葉で歌う黒人歌手のミニ・コンサート,その洗練された歌いっぷりから…

ブラジルのサッカー・ドキュメンタリー

榑谷美紀(Kuretani Miki)監督『フッチボール・ブラジル』(2009)を見る。 ブラジルのサッカーにかんする報道番組やドキュメンタリーは枚挙にいとまがない。 国際的なサッカー・イベントが催される度に,ブラジルではなぜサッカーが強く,また盛んなのかを…

モー娘。とフランス語を勉強したいあなたに...

はてなで見つけたのがこのサイトです。 フランスのカメラマンが,モー娘。のライブ(パリかしら?)の映像をコメントしてます。 カメラマンのアレックス・ピロ氏はモー娘。のライブ映像を見ながら,「日本のカメラマンの仕事を見ていると感動で泣けてくる」…

『<私>時代のデモクラシー』

最近,宇野重規『<私>時代のデモクラシー』という本を読んだ。 大変面白かったし,勉強にもなった。 トクヴィルを導きの意図に,現代社会,特に現代日本社会の社会,政治のあり方を論じたもの。 個人間の平等がすすむにつれ,人は自分,<私>への関心がた…

秋の午後...

本当は授業の準備とか,その他諸々の業務とか,組合とか... 考えだせばきりがないのだが... あまりに空気が澄んでいて(火山灰も落ちてこない!),気持ちがいい午後だったので,日が暮れるまでの小1時間ほど,庭で読書(最近,民主主義に関心があって,ロ…

広告業界

野球ネタが続いたので,最近旅先で読んだ三文小説の話しなど... かつて駐露フランス大使館に勤務していた知人から薦められて読んだのが... フレデリック・ベグベデール(Frédéric Beigbeder)の『99フラン(99 francs)』 最先端のCMクリエイターの,麻薬と…

やったぞホークス,ありがとうホークス

2010年9月26日,3対3同点の9回裏,西武シコースキー投手から日ハムの糸井選手がレフトフェンスに当たるヒットを打って日ハムのサヨナラ勝ち。 この時点でホークスの優勝が決まる。 千葉で雨のサヨナラ負け以来,この2週間は本当に野球漬け。 これで束の…

奇跡... あるいはどうして多くの日本人はかくも野球が好きなのか?

周りからは,お前が観戦すると負けるからと言われていたのだが... 結局この連休はテレビの前で野球漬け... しかし... <流れ>を感じてしまうのは私だけだろうか...冷静に戦力を分析してみて... 今のホークスは,リリーフ陣を除いて群を抜いて注目すべき戦力…