2010-07-01から1ヶ月間の記事一覧

iPhone導入

スケジュール管理の効率化に向けてiPhoneを導入。 よくできたガジェット(gadget)とは思うが... まあ,大人用タマゴッチといったところか。 フランス語のラジオが簡単に聞けるところは助かる。iPodが使えるのは楽しい。 文字がとてもきれいなのでメイルを読…

旅先の読書

マイルが貯まったので,京都の奥まで旅行に行ってきた。 旅先でクリスティアン・マラッテイ『資本と言語』を読む。タイトルが本の内容と合致していないのは残念だった。あくまでこの本では資本の話が中心である。さらにこの本では,言語とは具体的にはコミュ…

ご褒美...

今日は仕事帰りに,若い友人と久々にお茶... ここ数週間,自分以外の人びとのために頑張ってるわけだし,たまにはこんな時間があってもいいと思う。

自己嫌悪

仕事で,勤務先のトップと面談... デリケートな問題になると,どうしても一歩踏み込めなかった。 自分の要領の悪さが嫌になる。

宴会

今日は職場の同僚と,近くの大学の先生方と宴会。久々に楽しいひと時。 色んな人に会って,話し合って,刺激をもらうのも仕事の一部のはずなのだが,日頃は目の前の業務をこなすが精一杯でそんな暇もないのが実情。今日はいろんな刺激がもらえた。

国語とは何を教える科目なのか

ポール=マリー・コンチ(Paul-Marie Conti)著『今日のフランス語教育(L'Enseignement du français aujourd'jui : enquête sur une discipline malmenée)』を読み始める... 典型的なフランスの国語教師の愚痴(昔はよかった,生徒の質が低下している...)…

誰も被害者

決して人徳があるわけではないが,何の因果か職場の色んな所で,<被害者>の方から恨みつらみを聞くことが多い。 一度,「他人から不当な暴力を受けた」と思ってしまうと,人間の意識の中にある時計は「その時」でとまってしまって,中々「前を向く」ことが…

もうすぐ夏休み

今日は,一学期の打ち上げということで,若い友人とデート(!?)。 映画館で,ポケモン(怖れていたより,面白かったです)を見た後に,ピザ屋さんへ... 久々に休日に市街地に出た。人が多いのに少し驚いた。どこもかしかこも夏休み気分の若者たちで一杯..…

暢気な暴力

先日,『戦場でワルツを』(2008,アリ・フォルマン)という映画=アニメを見た。 監督自身が従軍していた1982年のレバノン戦争におけるサブラ―シャティーラの虐殺に関する記憶を,当時の戦友との対話,関係者へのインタビューから取り戻していくという物語…

親心

学生さんも,私も一番退屈しない方法は何だろうと考えた末,今年は2年生の皆さんと一緒にいろんなシャンソン,フレンチ・ポップスを聴く授業をしている。 で... 今週取り上げたのがGrand corps maladeの「夜明け(Le jour se lève)」。 2年生では少々難し…

出前

今日の午後は,勤務先から40キロ離れた進学校でお座敷。出張講義という奴である。 いつものように『ドラえもん』とマクドナルドの話で,笑いを取っておしまい。お世話をしてくださった高校の先生を出汁にしすぎたのではと後で反省。しかし... 「こんなに熱心…

けりをつける

ビッグ・ニュースが飛び込む。ところが世の中には色んな人がいて... せっかくのチャンスを掴もうとする気があるのか,ないのか... 三手で相手の王が詰むのに,あえて飛車を取ろうとする人がいるから,この世は面白い!... つき合わされる方は大変だけれど...

ぱらぱら

仕事の合間を縫って,モンテーニュをぱらぱらとめくってみる。 第1巻20章「哲学をきわめるとは死ぬことを学ぶこと」を読む。彼の語る死が昔よりリアルに感じられるのは,私が年を取ったからか,それともフランスの宗教戦争についての知識が増したからか... …

本屋の可能性...

プレゼントをする時か,時間がない時以外に本屋で本を買うことがなくなった。大抵は本屋を本を手に取って,ネットで古本を買うことにしている。 そんな私にも,本を買う気にさせる本屋があった。丸の内の丸善内の「松丸本舗」である。松岡正剛が選んだ本が,…

ゆっくりまったり...

久しぶりに,時間を気にせずにぼ〜〜っと1日を過ごす... するべきことは沢山あるのだが,とりあえず目をつぶって...

丸の内散策

丸の内...と言えば,丸ノ内線と東京事変の歌(本当にかっこいいい!)ぐらいしか浮かばないのだが,同僚が最近出来た東京のスポットの中では一押しというので,一週間頑張って働いたご褒美に(確か,機能もご褒美で映画三昧だったのでは...),三菱一号館美…

アンヴィルをご存知...

一週間のハードな仕事に何とか片がついたので,池袋まで出かけて『アンヴィル:夢を諦められない男たち』(サーシャ・ガバシ,2008)を見る。 ティーンエイジャーの頃から50を過ぎてもヘビメタに打ち込むユダヤ系カナダ男たちの悲哀を描いた,哀しく,可笑し…

足立正生の作品

『叛女 夢幻地獄』(1970),『性輪廻 死にたい女』(1970),『女学生ゲリラ』(1968),『性遊戯』(1968)... 足立正生の作品をいくつか見た... フシギな映画だ。どの映画でも男と女が簡単に交わる... まあ,それはいい,でも「何のため」なのか分からな…

ドレイヤーの『吸血鬼』

ドレイヤーの『吸血鬼』を見た。 画面に溢れる緊張感にため息。特に彼が撮る室内空間には,なんとも言えない魅力がある。 ゆっくり『あるじ』,『軌跡(オルデット)』,『怒りの日』などを見直してみたい。

『二人の臆病者』

先日,ルネ・クレールのサイレンと映画『二人の臆病者』(1928)を見た。 ウェルメイドな小品だが,なんとも言えない魅力を感じた。ラビッシュのコメディーを,映画化した作品だが,きっとラビッシュの原作がよかったのだろう。 木陰で,ラビッシュの全集な…

校区を考える

『La Carte scolaire=校区』(Agnès van ZANTEN, Jean-Pierre OBIN, アニエス・ヴァン=ザンテン,ジャン=ピエール・オバン)を読む。 フランスにおける校区の歴史,問題点,校区政策の国際比較をコンパクトにまとめた,とてもいい本だと思う。 私にとって…

市民ケーン

昼間は... 室内で仕事。天気がよければ庭で仕事をするのだが... 夜は... 久しぶりに『市民ケーン』を見る。どのショットも素晴らしいのだが,なんといってもあのスピード感がたまらない。当時と比べると,現代は人も,物も,金も,情報も比べ物にならないほ…

静かな金曜日

先日,『宗教改革とその時代』(小泉徹,山川出版社)を読む。100頁にみたない,小冊子なのだが大変興味深く読んだ。特に贖宥状(免罪符)はカトリックの積善説という教義にもとづいたものであること,ルターの贖宥状への批判が<救いの主体>は誰なのか,人…

夫婦生活

先日,同世代の方から耳にした,ちょっとドキッとさせられる話... 「夫の存在を受け入れるために考えついたこと,それは夫を自分が生んだ子供の一人と思い込むことでした」 ... 結局,この方は離婚に踏み切る。