『二人の臆病者』

先日,ルネ・クレールのサイレンと映画『二人の臆病者』(1928)を見た。
ウェルメイドな小品だが,なんとも言えない魅力を感じた。ラビッシュのコメディーを,映画化した作品だが,きっとラビッシュの原作がよかったのだろう。
木陰で,ラビッシュの全集なんかを読みふけることが出来るような日が,果たして私にも訪れるのだろうか?