2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

サッカー・人種・階級(その1)

もう1ヶ月以上も前のことで恐縮なのだが,サッカーでフランスのナショナル・チーム監督,ローラン・ブラン氏が人種差別的な発言をし,FFF=フランス・サッカー・協会の調査委員会か何かに呼ばれたらしい。その際に,栄光の98年チームでブラン氏と共に世界一…

『デカメロン』をご存知?

ボッカチョ『デカメロン』を読んでみた。 感想はまたゆっくりお知らせします。 翻訳も見事だけれど,今日日の若い読者にはどうなのだろう。気軽に若い人たちにお勧めできる日本語ではもうないきがする。 どこかの良心的な出版社が改訳を出す時期が来ている気…

日本国憲法前文を読んでいたら泣けてきた

歳と共に,涙もろくなる一方の今日この頃。 先程もこんな文章に出くわして,目頭が熱くなってしまいました...「日本國民は、正當に選擧された國會における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸國民との協和による成果と、わが國全土にわ…

いい知らせ...

先日若い友人からメイルが届いた。 来年からの居場所が見つかったらしい。 なかなか楽しそうな場所だ。 しかも,学生時代に勉強したこと(南仏のトラム)が仕事に直結している。おめでとうございます!

ジャック・ターナー『過去を逃れて』

ジャック・ターナーの『過去を逃れて(Out of Past)』(1947年)を20年ぶりに観直す。

失恋という名の成長譚:太宰治「パンドラの匣」

太宰治の短編小説「パンドラの匣」を読んだ。 主人公は二十歳のお坊ちゃん。結核を患い,「健康道場」というサナトリウムで療養生活を送っているうちに,終戦=敗戦を向かえる。 小説で描かれている「健康道場」の生活は,今日の価値観からすると耐えがたい…

平成一の大悪党

平成一の大悪党は小沢氏だと思っていたけれど... その上を行く人がいるとは。開いた口が塞がらない。

内閣不信任案について

ごく親しい人への近況報告であるこのブログではあまり政治の話しはしたくない。 日本の場合理念がないし,メディアもフランスのように面白い風刺新聞や,テレビ番組(ギニョル)やラジオ(かつてのステファン・ギヨンのコラム)もないからなおさらだ。 とは…