秋の夜長に...

オジサン世代にとってはとっても懐かしい『銀河鉄道999』と原作者松本零士の舞台挨拶が駅ビルの映画館であるというので,行って参りました(夏休み最後のご奉公でございます)。
松本零士の話と映画の間に『銀河鉄道999』鹿児島版のようなものが上映されて... ジェネリックを読む限り,鹿児島県の観光案内に『銀河鉄道999』のキャラクターをくっつけたような代物。駄作と言ってしまえば褒め過ぎになるような代物。税金泥棒ですね完全な...
映画自体は...とっても懐かしかった。すべて手書き(だと思う)ならではのアニメって,やっぱりいいな〜〜。
しかしこの映画が描いている,<機械人間>が支配する世界って... 再生技術の進歩が著しい今日,そう遠くない時期に,機械によってではなく,遺伝子工学によって到来しそうですね。<死>が無くなった人間の世界って,かなりリアリティーのあるお話だと思いました。
しかし,再生医療がドンドン進んで「時間が宝物」(©松本零士)である世界から,物理的死が私たちの生活世界の地平から限りなく遠ざかると... その時,どんな風景が人間の眼前に広がっているのかしら... 私には耐えられそうもないな...