完敗.. 目指せ楽天,日本一!

11対4に4対1...
我らがホークスが仙台に乗り込んで,楽天相手に行われたパ・リーグのクライマックス・シリーズ第一ステージはホークスの完敗。
まあ,これだけ見事に負けてると,ホークスファンファンとしては諦めもつけやすい。
金曜日は移動のためまったく試合を見てないし,土曜にしたって録画切れ(仕事の関係で... 録画... 外界との接触を断絶して夜に観戦)で7回途中までしか見てないから大したことはいえないけれど...
手も足も出なかったという感じ。
初戦の初球ホームラン,それに第2戦でホームランを打った山崎の談話を読む限り,少なくともソフトバンクのバッテリーは野村監督から丸裸にされている感じだ。
ミスも痛かったし(バントの失敗が2度!),采配でも疑問点がないではない。たとえば,山崎にホームランを打たれた場面... 鉄兵と勝負して一点失うことが,つまり2点差つけられることが,それほどまでに怖かったのだろうか。ピッチャーのホールトンと鉄兵,山崎との相性を考えての策だとは思うけれど,それにしても3番を敬遠で,4番で勝負とは,悪い作戦だと思う。作戦としては消極すぎる上に(貧打を白状),リスクが大きすぎる(ランナーをためて,ホームラン・バッターと勝負するものではない)。2点差を怖がる場面ではなかった。今日はマー君にお手上げですと自ら白状しているようなものだ。鉄兵にうたれてもまだ2点差だ。ワンチャンス返せる。鉄兵を敬遠して,ランナー1・3塁で4番と勝負する<博打>にでるほど,あの時点はホークスは追い込まれていなかったと思うのだが。
山崎にスリーランを喰らった直後の攻撃も不思議だった。ノーアウト・ランナー1・2塁で田上に送りバント!あそこは積極的にしかけても良かったのでは。たしかに田上はバントも比較的上手い方(私が今年の失敗を見たのは,あの場面が初めて)だと思うし,三振も多い。だから選択肢としてはありだと思うが。エンドランやバスター(王監督が好きだった作戦で,あんまり決まらなかったからだろうか,秋山監督はお好きではないみたい)という手もあったと思う。
とはいえ完敗,勢いの差,力の差を見せつけれた試合には違いなかった。
こうなったら,楽天に日本一になってもらいましょう!