田舎暮らしサラリーマンの一週間はこうして始まる

どうしても,カブトムシが欲しいという若い友人につき合って,月曜だというのに朝の5時に起きて,近所のクヌギ林に出かける。
近所といっても,車を20分ばかり飛ばさないとたどり着けないのだけれど。
山道の入り口で車を停め,山道を10分歩くと,10本程度のクヌギの木がある。そこを一本一本丁寧に見て歩く。雄のカブトムシ,メスのカブトムシがそれぞれ2匹ずつ見つかる。今度はシートを引いて,木を揺らしてみる。数年前だと,バサバサとクワガタが落ちてきていた...
今年はそんなわけにはいかなかった... 私の体力は落ちるし,木の幹は太くなるしで,数年前のようにユサユサと木を揺らすことが出来ないせいか,個体の数が減っているのか,今年は外れ年なのか...
山道をさらに登ると,もう2つ,3つクヌギ林があるのだが,当人はカブトムシが4匹も捕まえられてよろこんでいるので,今日はここで引き返す。
このように,田舎暮らしをするサラリーマンの真夏の一週間は始まる。早朝の通勤ラッシュに揺られるのとどちらがいいのやら...