北越谷でのお座敷

今日は北越谷の大学で行われた学会でお座敷。
テーマは,フランスの中学校卒業直前に行われている,前期中等教育修了証書試験で,どんな国語(=フランス語)の問題が出されていて,解答するにはどんな力が必要だろうというもの。
発表の出来はいまいち。ただ,テーマやアプローチの仕方については「面白い」と仰って下さった方がいらしたのが唯一の救いか...
学会発表の準備ではもちろん話しのネタを集めて考えることが一番大事なのだろうが,準備の最終段階では,何を言わないか,何を切るかを聴衆の皆さんの関心,理解のしやすさを考えながら決めることが本当に大事なのだと改めて思った(=反省した)。
今日お集り下さった聴衆には教育制度に強い方が多いので,制度のことを時間が許す範囲で丁寧にしゃべったのだが,結局それで,後半は駆け足になってしまった。
やはり,自分が一番得意とする土俵で相撲は取らなければと思った次第。
まあ,口頭にせよ文章にせよ,発表は次の一打につなげるためにするのだから,これでいいのかも...(と開き直るしかない)