ノートはどうやってとるべきか?

昔はノートで悩むことはなかった。
学生時代はメモはひたすら京大カード。授業ではMUJIの無地のノートを使っていた。
留学しているときは,フィッシュと呼ばれる京大カードより一回りか二回り小さくて,ちょっとオシャレなカードを使っていた。箱売りだったので,カードを整理するのも便利だった。
授業ではA4版の紙を紙入れに入れて使っていた。当時は,恩師も,友人もみんなこのスタイルでノートを取っていた。この二つを使っているのが,とてもかっこ良く見えた。
その後は,カードを止めて,カルフールとかオーシャンとかリーダース・プライスといったスーパーや,ディスカウント・ショップで売っていた数冊で数フラン(!)のA5版(だと思う,とにかく小振りなノートである)を使っていた。授業ではずっとA4の用紙。手帳はもちろんクオ・ヴァディス(フランスだと,スーパーで簡単に手に入る)。
ここ数年は,ちょっとだけ贅沢をして,ロディアのA4版のメモ帳,あるいはフォンテーヌ社とかMUJIとかツバメノートを使ってきた。手帳は超能率手帳

ツバメノート A4 白無地 A5009

ツバメノート A4 白無地 A5009

ところが,IT環境が整って(軽くて比較的長い時間使えるようになったMacBookAirとiPad),ノートの選択に迷いはじめた。
とりあえず,昨年の夏からはスケジュールは携帯で管理して,ノートはなるべくパソコンで取るようにしてきた。
会議や交渉のメモをすぐに仲間に送ったり,きちんと文章に整形するのにはパソコンが圧倒的に便利だし。本やペーパーを書誌情報をワードやエクセルでまとめられればすこぶる便利だ。
ところが,何かのアイデアをメモしたり,まとめたりする時には,やっぱり紙と万年筆がいい。再び,ツバメノートを使ってみようかとも思ったのだけれど... 電子化するのが面倒だ。さりとてKING JIMのSHOT NOTEはすこぶる使いずらい。
アレコレ思案して,この夏休みに出した結論は,A4版のちょっと高級な(といっても1000円ちょっとだけれど)紙挟みに反古になった紙をはさんで,ある程度まとまったらスキャンして,スクリーン・ショットを使って内容をまとめる(たとえばこれで書誌情報を切り貼りする)するという方法に行きついた。
これならノート代を倹約できるし,紙媒体とデジタル媒体のいい所が活かせるし,何といっても昔のようにA4の紙キレが使えるというのが何とも嬉しい。
というわけで,デジカメで撮影した資料をiPadに読ませて,それを眺めたり,メモをとったりして,暑い晩夏を過ごしてます。
ツバメノート ノート A4 横罫 8mm×32行 100枚 A5005

ツバメノート ノート A4 横罫 8mm×32行 100枚 A5005

ツバメノート ノート A4 方眼 5mm 40枚 A5008

ツバメノート ノート A4 方眼 5mm 40枚 A5008