忘年会その3

今日は忘年会第3弾。
いろんな偶然が重なって形成されたサークルの忘年会。
医師を配偶者に持つ年配の婦人による財テク話を持て余す。お利口さんに話を聞いていたつもりだったが,彼女たちが,生活保護を受けている人たちに「私たちの税金が... 不当に使われている...」と言い始めたのにはちょっと参った...
1)「私たち」とは誰のことだろう?高い所得税のベースになる収入はそもそも,あなたたちではなく,あなたたちの夫が稼いだものだろう。
2)医者を作るのに,そもそもどれだけの税金が投入されているかご存知か?しかも,先進国でこれほど簡単に<専門医>になりおおせるのは日本ぐらいダゾ!(まあ,そういうシステムを作った医師会の政治力が凄いのだけれど)
3)そもそも収入の大部分を必要経費で落とせる開業医って,きちんと税金払っていることになるの?(まあ,そういうシステムを作った医師会の政治力が凄いのだけれど)
4)与えられた条件の中で,一番楽して最大の利益を引き出そうとしていることに奔走している点では,生活保護をもらっている方も,ボーナスを宝くじに費やす貧乏サラリーマン(私にはその余裕さえないけれど),財テクに走る医者も,トヨタソフトバンクの社長も,巨人に移籍する元ソフトバンクホークスのエースも,同じだと思うのだけれど,なぜ彼女(医者の奥様)たちは社会の底辺にいる人だけを目の敵にするのだろう?

とはいえ,ここのお刺身は抜群に美味しかった。