本屋と映画館が日本の文化産業の癌である理由

Amazonばっかりで本を買うのをやめてや!!」とのことである。
先ほど,散歩に本屋さんに行ってきた。
「万引きは窃盗です」みたいな張り紙がいたるところにしてあった。そこの本屋は,店の敷居をまたぐ人たちを「潜在的な客」ではなく,「潜在的な泥棒」と思っているらしい。
どうして自分のことを「泥棒」と思っている人たちに,自分のお金をあげなくてはいけないのか?

映画になるともっと酷い!
すでにお金を払っているのに,上映前に「不法な録音や録画,ダウンロードは犯罪だ」という警告フィルム(しかも上映する人の美的センスが疑われるような酷い出来のフィルム!)が流れる。でもあの作り方は警告というよりは恫喝に近い。映画館はどうして客に素直に「ありがとうございます」と言えないのか!客だからって威張るつもりはないが,それが最低限の礼儀だろう!!
一応日本は法治国家だ!法律という名のみんなで決めた社会のルールは守るべきことは,映画上映前にくどくど言われなくても分かっている。守る気がない人は,あんな脅しで気がひけるはずがない。
あんな警告メッセージに効果があると思っているほど,日本の映画業界の人は子供なのか?それとも,あんな恫喝メッセージを見た後に,普通の感覚の人間が楽しく映画を観れると思うほど,あつかましいのか?
いずれにせよ,映画を生業にするには値しない人たちであることは間違いない。