正月早々の大掃除

正月だが実家で大掃除に明け暮れる。とはいえ勝手がわからないので叔母二人に手伝ってもらう。いろいろなものが出てくる。古いお札や大量の小銭。賞味期限の切れたドレッシング。古い写真。通販で買ったサプリメント。ミネラルウォーター。やはり通販で買ったものの1回使ったら壊れてしまった(らしい)掃除機。古い領収書,これでシルバーセンターに屋根の修理や,庭木の剪定をお願いしたことがわかった。驚くほど安い。これでは民間業者はたまったものではないだろう。年金が不十分なので,暇で健康な老人は小遣い稼ぎに,どんな安い仕事にも飛びつく。これではまるで老人は不法移民と変わらないではないか!いや,処罰できないだけ余計に始末に悪い。年金を低く抑えることで,いかに民間の仕事の足を引っ張っているかがよくわかる。

日本の年金 (岩波新書)

日本の年金 (岩波新書)

請求書。寺からの案内。宝くじ。年金の通知書。期限の切れた保証書。電化製品の取扱説明書。布団。シーツ。マフラー。洗剤。缶詰。米。コート。一度も使っていないお椀。通販のカタログ。ハサミ。延長コード。古い年賀状。テレビ台を掃除していると出刃庖丁が出てきた。仏壇からはご仏前も。大量ののし袋。姪達へのお年玉はこれに包むとしよう。鮭の缶詰。パイナオップルやあんみつの缶詰。昔はよく食べていたが今はどうなのだろうか。着古した下着も出てきたらしいが,処分は叔母がしてくれるという。掃除の後は,叔母達が作ってくれた弁当を夕食代わりに戴く。同じ姉妹でも,料理の色形がかなり違う感じはする。おいしいのだが,味も違う気がする。やはり人間は敏感に差異を感じる動物らしい。