日食に寄せて...

ええっと...日曜からのことをメモると...
19日の日曜は...
1)炎天下で野球して,2)パフェ2人前を子供と分けて食べて,かき氷1人前を大人二人で分けて食べて... ウェイトレスさんに嫌な顔されたこと,3)ほぼ30年振りにバッティング・センターにいたこと,隣の中学生が無茶苦茶上手かったこと,3)買い置きが無くなって仕方なくキッチンに眠っていた素麺を湯がいたら,無茶苦茶不味かったこと,4)夜には特売の肉ですき焼きをしたこと(美味いというよりは,暑かった)... 意外に思い出せない。
勉強は...
20日は...
真面目に仕事でかけたこと意外には何も覚えていない...
そうそう,この日は,さる方(=この辺りの公立高校では一番の進学校で理科を教えていた先生の奥さん)から... 「主人が,どうしてこんな機会に,ガラスにロウソクの煤をつけて日食観察用の眼鏡を作る方法を学校で教えないのか,不思議がってるんですよ」というお話をうかがった。たしかに,ブリコラージュのせっかくの機会だったんですね。学校はきっと事故が怖くてこんなことを教えなかったんだろうな。ともかく,教育関係者はもったいないことをしました。
21日は...
読みかけの資料をやっと読み終えたこと,実家の近辺が豪雨なので,電話してみたら案の定,みんな元気(というか電話した時には,雨さえ降ってなかった)だった。
で,22日は
朝から雨模様で諦めかけていたら... 10時から雨が上がり,雲が薄くなり,家で職場で結構じっくり見ることができました,私にとっては恐らく最初で最後の日食を!
学校で貰ってきた日食観察用眼鏡を私に貸して,送り出してくれた長男に感謝!!
日食の時間帯は授業だったけれど,学生諸君とは国旗掲揚台の下で待ち合わせることに(学内で一番眺めが良さそうな場所なので)。確かに眺めは最高!こんな所でなんで大学なんか建てたの?と思えるほどのヴュー・ポイントなので。ただ誤算が一つ。集合場所の真上が学長室で,秘書と外を眺める学長と,眼と眼があってしまった。「こんな所で授業ですか... 凄いですね」...と嫌みとも諦めとも取れる一言...
ただ,私としては,学生諸君と教室の外でワイワイ騒ぎながら,眼鏡を廻し合いながら日食観察ができたことは,とってもいい思い出になりそうです。
太陽が一番隠れたころに,小雨まじりの雲が出てきて,観察は中止していつもの授業に。
午後は近くの高校に出前授業。
高校生に混じって,多くの先生方も聴講下さった。いつものように,お題はマクドナルド。先生方が多かったので,かつてはいかにマクドナルドの出店が,大きな<文化的事件>であったか,とかかつては食品に直接手で触ったり,立ったまま飲み食いする行為がいかに下品なこととして周囲からの失跡の的になったかという話題で盛り上がる。こういったことがもうピンとこない生徒が多いので,大きく相づちを打ってくれる先生=大人の存在は,話に説得力を持たせる上で大きいのです。その後はCM鑑賞+観察。
模擬講義がおわった後の,私の講義のアシスタントをして下さった先生のお言葉が嬉しかった... 「この調子だと,続編を見たい+聴きたいという生徒が出そうです。」
来年を楽しみにしておこう。