手遅れ...

東郷雄二『文科系必修研究生活術』(ちくま学芸文庫)を読む。
10年くらい前だろうか,子育てに追われているころに単行本で読んだ本が,コンピューター・ソフト関連の情報をリニューアルして文庫になったので,パラパラと斜め読みしてみた。
最初に読んだ時の感想は覚えていないのだが,今回は... こんな本がもっと早くでていれば!と思った。
この本がもっと早く出ていれば,修業時代にこの本の助言を活かしてもっといい研究者になれたのに,というのではない。
その逆だ。学部の頃に読んでいたら,いかに自分が文系の研究者に向いてないかが納得できて,他の人生を歩めたのにと思った次第。それくらい,この本には私には到底できないことが,沢山書いてある。
でも今さら,転職はできないし〜〜
自分にできることを「とりあえず地道に」(©いきつけの中華のシェフ)やるしかないんだろうな〜〜