桐原屋という名のパラダイス

若い友人の<研究>の手伝いで,1日カメラマンを務める。
〆は,砂浜,海,桜島が一望できる茶屋でマッタリ。
辺りには,似たような店が幾つかあるのだが,私は砂浜に一番近い店と決めている。眺めが素晴らしいうえ,いつも空いているので畳でごろんとできるのもいい。今日も客はわれわれ二人だけだった。
いい天気だったので,座敷の前のビーチは,海水浴客で溢れているかと思いきや... 数組の家族連れがいるだけで,本当に人気がまったくなかった。うるさい音楽に煩わされることもなく絶景を満喫できて,得したような... 夏ならではの雰囲気が味わえずに拍子抜けしてような...
とはいえ,このひっそりとした場所が,この街で私が愛する数少ない場所であることに変わりはない。毎日ここでお茶できたら最高なのだけれど...