木というシステム

先日,拙宅の庭(というほどのものではないけれど)の木を切った。木の枝が林家の庭に伸びて,おそらく迷惑だろうからといのがその理由。
桂,楓,柿,桜の枝を落とした。それぞれに枝の硬さがかなり違うことに驚いた。桜が圧倒的に硬い。ノコギリがなかなか食い込まないのだ。
それに,木の合理性にも驚いた,陽の光を効率良く浴びられるように無駄に上下の枝葉が重ならないように,枝を伸ばしている。その合理性が美しい。
どこにいても活字だらけの生活なので,木のシンプルで合理性的な美しさに,矢鱈とときめいた。