この世はフランス語の達人で溢れている!
先日,とある大学にフランス語を教えに行った時のお話。
帰国子女の英検勉強法 小学3年生で準2級に合格した我が家の場合
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試しにフランス語を読ませてみると... 発音といい,イントネーションといい,リズムといい,私よりも150倍は上手に読む!!!
- 作者: 佐久間孝正
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1)専攻は日本語であるにもかかわらず,こんなにフランス語ができる人材が育つ教育システムはどのようなものなのか大変気になる。
2)1)の繰り返しかもしれないが,やはりシステムとして日本の教育制度はどこかおかしいのかも。何故なら... この国では,一昔前だと教師よりフランス語が上手な学生は,大抵帰国子女と相場が決まっていた。ところが,今やそうした学生は,近隣諸国からやってくるようになった。ちなみに,私が現在教えている学生の中で,英語が最もうまく話せるのは日本語を学びに中国からやってきている20歳の学生さんだ。どうして,近隣諸国ができることが日本にできない!?
3)私ごときがお金をもらってフランス語を教えていて,本当に許されのだろうか。
4)3)の変奏ですで,ずっと前から分かっていたことではあるのですが... やはりグローバル水準では私のフランス語はとてもフランス語教師なんかできるレベルではない。
5)昔は教師よりフランス語が上手な学生は帰国子女である(2)の繰り返し)と同時に,そうした学生が学ぶ大学は大抵はある水準以上と相場が決まっていたと思うのだが... 私がお世話になっている大学はそのような大規模校ではない。やはりこれがグローバル化ということなのか。
6)日本人学生はこんなにできる子と一緒に勉強できるのを大変喜んでいた。
というわけで,私も楽しい後期になりそうです!
- 作者: 田中耕治
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