なぜ冬に掃除なのか

長い間クリスマスが嫌いだった。
家族でケーキを食べたり,プレゼントを交換するのはいい。できるなら毎日してもいい!だが,町中英語のクリスマスソングが流れて,ラジオでもテレビでも英語のクリスマスソングを聞かされるのが耐えがたった。

ボスはクリスマス嫌い (ハーレクイン・イマージュ)

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というわけで,会う人ごとに,キリスト教信者がこれほど少ない日本で,英語のクリスマスソングが垂れ流されるのは国辱的だ!そもそもキリストは英語を話していたわけではないし,聖書もギリシャ語やヘブライ語で書かれていた。どうして産業革命以前はヨーロッパの2流国でしかなかったイギリス発祥の歌を耐え忍ばなければならないのか!と言っては,周囲から顰蹙を買ってきた。
ところが,最近はそれほどクリスマスが嫌いでなくなってきた。あまりに忙しくて,クリスマス気分に浸る余裕がないのが大きな理由だ。最近辛いのが大掃除だ。1年に一度大掃除をするのは悪いことではない。しかし,なぜこの時期なのだろう?寒いし,日が短いので時間も足りない!
せっかくの年末年始,ゆっくり一息つける時期をなぜ掃除で無駄にしないといけないのだろう。受験生や受験生を抱えてた家庭では,掃除どころではないだろう。大掃除がなければ,減少する一方の年賀状を書く人も少しは減るのではないだろうか?
夏休み前の方に大掃除週間みたいのを作って,その時期にいろんなところで掃除する方がいいのでは?「大掃除は夏休みにして,年末年始はゆっくり一息つく」NPOを誰か立ち上げてくれないだろうか?ぜひご一考を!
ぐりとぐらのおおそうじ (日本傑作絵本シリーズ)

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