PTAとは:学校は何でも屋さんではない
最近,ネットでPTAの存在の異議を巡る議論をいくつか読んだ。それを読みながら思いつたことをダラダラと書き綴ると...
- 作者: 山本浩資
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/02/01
- メディア: 新書
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それは,やはり学校の教育+事務スタッフで出来るサーヴィスと,社会が学校から期待するサーヴィスとの間で,質/量ともに大きな隔たりがあるからではないだろうか?そしてそのギャップを埋めるために学校としては猫の手ならぬ,親の手も借りたいということになるのだろう。
- 作者: 大塚玲子
- 出版社/メーカー: 太郎次郎社エディタス
- 発売日: 2016/08/03
- メディア: 単行本
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例えばベルマークだが,今日日もう少し合理的な方法があるはずである。運動会は本当に日本の社会に必要なのだろうか?運動会は子供達に,社会にどのような貢献をしているのだろうか?運動会のおかげで,日本人は運動能力に秀でていたり,チームで作業する時に効率が上がっているのだろうか?甚だ怪しい。そうなら世界中から日本の運動会に視察に訪れているはすだ。どちらかというと,民族的奇異に近いのではないだろうか?運動会のおかげで,家族の絆が強まっているのだろうか?地域の輪が強化されているのだろうか?正規の授業を潰してまで,運動会の練習に膨大な時間と労力をかけるに値する教育的効果を上げているのだろうか?運動会前と運動会後では,子供に成長の跡が見られるのだろうか?
もう一部の人の頑張り,犠牲を当てにしたシステムの維持に躍起になるのはやめたほうがいいのではなかろうか?
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/12/22
- メディア: 文庫
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