日本とおフランスの寒さの違い
寒い。昨日か一昨日は,春の訪れを告げる見事な梅を目にしたのに!
よく,フランスに比べれば大したことないでしょう,みたいなことを言われることがある。確かに外気温だけを単純に比べれば,概して日本(計る場所にもよるだろうが)の方が暖かいのかもしれない。だが,日本とフランスでは建物,暖房に対する基本的なコンセプトが違う。なので私の感覚では,外気は日本の方があったかいにもかかわらず,屋内で寒いと感じることは日本の方が圧倒的に多い。
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話が逸れたが,フランスでは一度建物の中に入ってしまえば,かなり寒さがしのげる作りになっている。お湯を使ったヒーターや,電気ストーブまがいと,種類はまちまちだが暖房がいたるところに備え付けてある。家全体,建物全体を暖めるというコンセプトが主流のせいだ。
ハウスメーカーと官僚がダメにした日本の住宅―日本の住宅の寿命26年、ヨーロッパは140年。その違いは!?
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どうして日本の建物は屋内でも寒さを感じるような作りになっているのか。日本の建築家の想像力が不足しているのか,そもそもそこまで徹底して暖房システムを作る必要がないほど寒さが厳しくないところにたまたま私が住んでいるだけなのか,建築業界が手を抜いているのか,そもそも日本人は冬は屋内でも寒いと諦めているのか...
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