再び空港について... JALの株価急落とは関係ないけれど

日本の空港を利用して,イタイと思うのが搭乗ロビーに据え付けてあるテレビから垂れ流されているワイドショーやヴァラエティーだ。
観光客はあんなもの無理矢理見せられて,よく耐えられると思う。せっかく日常を忘れるために旅行に出るのに,いざ旅立とうというその瞬間に「どこへ行っても所詮おまえは,こんな番組がお似合いなお馬鹿ちゃん」と,空港ビル会社+航空会社から小馬鹿にされて,なぜ怒らないのだろうか?
ビジネスマンだって,あんなものは仕事の邪魔以外のなにものでもないだろう。
あんなにテレビをおく余裕があれば,新聞(地方新聞でもいいから!)をどうしておけないのか?コストがかかるという方もおいでだろうが,ヨーロッパの空港ではたいてい,搭乗ロビーに全国紙や経済紙が無料でおいてある。搭乗ロビーでなければ,搭乗デッキにおいてある(こうすると,多野航空会社を利用する客が新聞を取れないので)。しかも,LCCではない,エールフランスでさえ,ちょっと早めにフライトを予約すると,JALANAの早割よりもずっと安い。もちろん機内サービスもJALよりは充実している。稲森会長には申し訳ないが,まだまだコストだけでなく,その構造についてみなおす余地はまだまだありそうだ。